<<修繕テクニック>>不動産のことなら川口市の有限会社松葉商事

畳は植物（い草）でできていますから、ジュースやコーヒーなどをこぼすと簡単に染み付いてしまいます。

色が染みてしまった場合は、速やかに水やお湯に浸し固く絞った雑巾でトントンと叩き、ヨゴレを浮かしながら吸い取るようにふき取りましょう。汚れが落ちたら、良く乾かすこと。ふき取るときはお湯を使うのと水分の蒸発が早く、畳の乾燥時間を短縮できます。

できたてのシミをふき取るときに注意したいのは、畳専用の洗剤以外は使わないようにすること。粘土の高い洗剤は汚れを取りこんだまま畳の内部に浸透しやすいため、逆効果になりがちです。また洗剤の種類によって畳そのものを痛めてしまいますので、おすすめできません。

なお家具などにより凹んだ畳は、蒸気アイロンを当てることで復活できます。普通のアイロンしかない場合は、お湯に浸して絞った雑巾を置き、その上からアイロンで熱しましょう。

荷物の出し入れや家具、椅子の移動ですぐに傷ついてしまうフローリング。これを直すには、DIYショップで売っている補修剤を使うのがベストです。補修剤はロウでできているため、使用前にドライヤーで暖め傷のついた部分に塗り込むのがコツ。とはいえ、熱するとパッケージの色とは少々異なってしまうことがあります。そういうときには普通のクレヨン（茶色）を混ぜて色の調節をしましょう。

クレヨンは、先に補修剤を塗りこんでから、上塗りをするように使います。しかし、補修剤でできた段差を整える前に塗り込んでも意味がありませんので、きちんとヘラで余分な補修剤を削り取り平面を出してから、再度ドライヤーで暖めちょっと柔らかくなったところに色を付けます。また、小さな引っかき傷のようなものでしたら、似たような色のクレヨンや靴墨などでもOK。傷を隠した後、ワックスやニスで保護するとよいでしょう。

室内で煙草を吸う人なら、煙草のヤニで壁紙が黄色く汚れることはご存じでしょう。これを防ぐには、煙草を吸った時々後に壁を軽く水拭きをすること。何日も放置して壁紙の繊維の奥までヤニが浸透しないうちに掃除するというわけです。そして週一回はビニール素材向けの洗剤で掃除しましょう。壁紙は湿気や水分に弱いものもある為、揮発しやすい消毒用アルコール成分の高い壁紙掃除に向いた洗剤でなければ、ダメージ度を高めてしまうことがあります。しかし、ベンジンやアセトンなどが入った有機溶剤系洗剤は厳禁！煙草のヤニではなく、ちょっとしたヨゴレ（ペン、インクなど）は消しゴムで対処できます。ただし、壁紙の模様までも消してしまう場合もあるので、あらかじめ目立たない場所を軽くこすって、問題がないかどうかを確かめてください。洗剤は指示通りの距離から適量を吹きかける事。消毒用アルコールでもかけすぎは×

ゴミがたまりやすい台所周りには、ちょっと気を抜くとカビが繁殖して壁紙や床板をどんどん汚染していきます。そしてそこは臭いの溜まり場にもなり、害虫やネズミが居座る場所にも

なりがち。「え？ネズミ？ゴキブリ対策さえしていれば良いんじゃない？」と一般家庭では思いがちですが、100円均一ショップにすらネズミ捕りシートが売られている現状を見ると、抜け道の多そうな木造住宅や階段下に飲食店のある集合住宅にはネズミがやってくる可能性も高いと言えます。

ネズミは、食べ物のやめなら人間のことはお構いなく？ちょっとした壁やプラスチックにも簡単に穴をあけてしまう生き物ですから、まずは彼らが寄り付かないように事前の対策が必要です。

使うのは殺菌、防虫、防カビ、消臭効果のある木酢液。スプレー容器に入れ、ゴミ置き場やカビができそうな場所、シンクの裏などに定期的に吹きかけましょう。なお木酢液は皮膚病水虫、アトピーにも効果があります。

ステンレスの風呂桶（バスタブ）は湯垢も落ちやすく色もつきにくいのですが、ユニットバスで使われているポリカーボネート（FRP）素材の風呂桶は、基本的に研磨できません。ゆえに一度ついたシミを落とすのはかなりの労力となります。

風呂桶につく染みの主な原因は1湯垢、2入浴剤です。どちらもお湯を溜めたまま放っておくと風呂桶に着色料をが染み込んでいきますから、できるだけこまめにお湯を換え、その都度スポンジに洗剤をつけて軽くこすってヨゴレを落とすことが大事です。「スプレーして洗剤の力でこすらなくてもピカピカ！」といった風呂用洗剤のCMがありますが、流さずに放置しておくとその洗剤自体が染みの原因になることもあるので注意しましょう。

もし研磨スポンジを見かけたら即購入。湯垢落としには抜群の効果を発揮します。その他、研磨スポンジ台所や車、ソファ、FRP・アルミ・鉄・プラスチック・ビニールレザーなど、吸水性がなく平滑な面ならば何度にでも使えるアイテムです。

ちなみに、前出の木酢液は、入浴剤がわりに使うと身体も温まり、皮膚病にも良いと言われていますが、それだけ強力な成分ゆえに、普通の入浴剤よりシミになりやすいので注意してください。

風呂用洗剤はそのまま使うのではなく、スポンジと併用するのがよい

研磨スポンジは風呂掃除時にかなり役立つアイテム。使っているうちになくなるので、それだけ研磨しているということ